歯並びが悪くなってしまう原因とは?

2025/02/05


歯並びの悪さにコンプレックスを感じている方や子どもの歯並びが悪くて悩んでいるご両親も少なくないでしょう。
歯並びが悪くなってしまう原因はさまざまです。
今回は、歯並びが悪くなってしまう原因についていくつかご紹介いたします。


◆ 遺伝的要因

両親や親戚に歯並びの悪い人がいる場合、遺伝として子供もそれを受け継ぐことがあります。
一般的に先天的な要因が8割、後天的な要因が2割程度と言われています。
子供の容姿のように、歯並びも「お母さん似・お父さん似」などと似る可能性があるのです。
遺伝的な要因はコントロールできないため、歯並びに問題がある場合は早期治療が重要となります。

 

◆ 習慣や生活習慣の影響

例えば親指をしゃぶる習慣がある子どもは上顎や前歯に影響を与え、歯並びが悪くなる可能性があります。
口呼吸や舌の位置が正しくない場合にも、歯列が整わなくなることがあり、注意が必要です。
特に幼少期に以下のような生活習慣があると歯並びが悪くなりやすい傾向にあります。
・指しゃぶり
・舌の癖
・頬杖をつく
・姿勢が悪い
・固い食べ物を食べない …など

 

◆ 歯の抜け落ちや顎の形状

歯が抜け落ちると隣の歯が移動してしまい、歯並びが悪くなることがあります。
そのため歯が抜けた際は、早期に治療を行うことが大切です。
顎の形状によっても、歯並びが悪くなることがあります。
例えば下顎が狭く上顎が広い場合、歯が詰まってしまい歯並びが悪くなる可能性があります。

以上、歯並びが悪くなってしまう原因についてご紹介いたしました。
歯並びが悪くなる原因を理解し早期に対処することで、歯並びがコンプレックスに感じる前にストレスを軽減した日常生活を送ることができるでしょう。
歯並びが気になる方は矯正歯科への相談を検討しましょう。